
アニサキスに感染するイカの種類は?加熱・冷凍は?
アニサキスとは、激しい腹痛を起こす寄生虫のことです。
アニサキスアは、元々クジラなどの海洋哺乳類の体内に棲んでいます。
体内で卵を産みます。
その卵は、糞と共に海へ出ます。
そして、孵化したアニサキスの幼虫をオキアミが食べます。
そのオキアミを食べるイカや魚を介して、アニサキスの幼虫が人間の体内に侵入するのです。
では、どのようなイカがアニサキスに感染するのでしょうか?
もっともよく知られているのはスルメイカです。
他にも、アオリイカは感染が確認されているそうです。
そのため、ケンサキイカやヤリイカなどの他のイカも感染する可能性はあると考えられています。
ただ、寄生率はスルメイカほど高くないようです。
どうすれば、アニサキスが体内に侵入するのを防げるのでしょうか?
いくつか方法があります。
加熱する
60℃以上で処理します。
しばらく浸けておくと、アニサキスは死滅します。
高い温度であればあるほど、早い時間で死滅します。
冷凍する
-20℃で冷凍すると、10時間以内に死滅します。
この2つのどちらかの処理をしておくと、アニサキスに感染する可能性がなくなるといいます。
せっかく釣ってきたイカで、腹痛を起こしたくはありませんよね。
そのためにも、適切な処理をしてから食べた方がよいです。
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