イカメタルで釣れない時の釣り方のコツ
昨日まで釣れていたのに、今日はさっぱり釣れないということがよくあります。
釣れないのには、釣れないだけの理由があります。
ここでは、その理由を挙げるとともに、そのような場合の釣り方のコツなどについて解説していきます。
イカメタルで釣れない理由は、4つほど考えられます。
もちろん、他にもいろいろあるでしょうが。
釣れない時の対処法も記載しているので、参考にしてみてください。
潮が速くて釣れないということは、誰でも1度は経験しているのではないでしょうか?
イカは泳ぐ力があまりないので、潮が速いと思うように泳げなくなってしまいます。
スッテやエギを見つけても、うまく抱きつくことができません。
さらに、潮が速いと足切れが発生してバラしてしまうことが多くなります。
遊泳力のないイカは、仕掛けまで不安定ではさらに抱きつくことができません。
そのため、まずは仕掛けを安定させる必要があります。
安定させるためには、重めのオモリを使うようにします。
釣り方については、足元に沈めて、ただ巻きなどあまりアクションを付けない方がよいです。
アクションをつけすぎると、乗りが悪くなります。
潮が速いよりはマシとは言え、潮が流れていない時もあまりよくはありません。
潮がある程度流れていると、スッテやエギが潮の流れでゆらゆら揺れてよい誘いがかかります。
流れていないと、スッテやエギは沈んでしまってほとんど誘いがかかりません。
仕掛けが斜めに沈むので、多少なりとも横にも探ることができます。
潮が流れていない時は、オモリを軽くしてキャストするとよいです。
このようにすることで、広範囲を探ることができます。
ただ巻きでも釣れますが、積極的に誘いを入れるのも効果的です。
2枚潮など潮が安定しないと、仕掛けがS字になるなど、非常に釣りにくくなります。
当たりを取りづらかったり、横の人とお祭りをしたりとよいことがありません。
潮が安定しない時は、重めのオモリに交換するとよいです。
このようにすることで、潮の流れの影響を少なくすることができます。
うまくいくと、仕掛けがまっすぐ沈みます。
ただし、当たりが取りづらくなってしまいます。
その辺のバランスをうまくとらないと、仕掛けは流されなくなったけど、当たりがわからないという状況に陥ってしまいます。
これでは本末転倒です。
天敵がやってくると、すぐにイカは姿を消してしまいます。
天敵はいろいろです。
主なものとして、サワラ(サゴシ含む)や青物(ハマチなど)がいます。
個人的には、フグも天敵の1つではないかと思います。
フグが大量にいると、釣り上げたイカの身がボロボロになるまでかじられているためです。
他には、イルカが出れば最悪です。
今まで釣れていても、当たりがぱったり止まってしまいます。
天敵次第では、どうすることもできないかもしれません。
ポイントを移動することぐらいしかできないかもしれません。
これは、もちろん船長の判断なので私たち釣り人が決められません。
レンジを変えれば済むという程度あれば、天敵のいないレンジを探ってみるとよいでしょう。
エギに乗ったイカが、上げてくる途中で食われてしまうことがあります。
このような場合には、足切れのリスクを冒してでも、巻き上げの速度をアップする必要があります。
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ここからは、釣れない時共通の釣り方について解説します。
釣れない時は、ただ巻きとステイの繰り返しで狙ってみるのがよいです。
巻き上げの速度はゆっくり目がおすすめです。
静の釣りに徹するのがベストです。
当たりがあっても、うまくイカが乗らない時は、一瞬竿先を下げるとよいです。
このようにすることで、糸ふけが生じ、しっかり乗るようになります。
重みを感じてから、軽く合わせます。
使用するスッテやエギは、できるだけ小さいものを使います。
イカメタルスッテは、タングステン製のものにすると、重さは同じでもシルエットが小さくなります。
小さいものを使うと、潮の抵抗を受けにくいので、仕掛けが安定しやすくなります。
形状や沈下速度が異なるものと交換するのも効果的です。
釣れない時の対処法は、日によってさまざまです。
どれが正解かはやってみないことにはわかりません。
そのため、いろいろ試してみることが大切です。
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